2010年10月9日土曜日

1年生の授業風景




後期から、一年生の最も重要である科目「運動学Ⅰ」を担当している田中です。

なかなか荷が重い科目ですが、精一杯努力します。

授業とは、「教わる」ことではありません。「学ぶ」ことです。
学ぶとは、自ら積極的に行動しなくてはならない行動様式のことを指します。
指示がないから、怒られないからと、自分を甘やかしてしまえば、それは医療職にとって最も危うい資質を育ててしまいます。
初めからうまくはいかないと思います。少しずつ自分をコントロールして、授業に対する姿勢を修正してください。

僕が行う授業は「君たちの時間」です。教えることは簡単です。内容を説明することはそれほど難しくありません。しかし、説明というのは、どのレベルからはじめゴールをどこに置くかで時間や構成が変わってきます。我々には時間がありません。授業時間が今の状態でも少ないのです。
スムースな理解や時間の短縮には君たち個人の努力が不可欠なのです。
「わかるまで教えてほしい」という学生もたくさんいます。ならば「学生自身がわかる努力を精一杯してほしい」という指導者の思いもあります。
どちらにせよ、片方だけの能力で成立する時間ではなく、お互いに努力しなくてはなりません。

横を向いて座っているもの、居眠りをしているもの、別の内職を始めるもの、どんな学生がいてもそれは自由です。君たちの時間ですから。ただし、最終的に降りかかってくるのは、自分の責任となります。

分からなければ聞きに来てください。一緒に考える時間はたくさんあります。
それはどの教員も同じ姿勢です。君たちからの行動に日々期待を寄せています。

3年生の特別講義



3年生になると、実習施設の先生方から講義を受けることになります。
実習に向けてどんな準備をすればいいのか、今から伺う施設はどんな場所なのか。
そんなことを学習できるよい機会です。
今年は全8回 各回ごとに講師が違います。

ここで、理学療法士の未来像を見据え、準備に励んでほしいところです。

2年生の後半、さらに3年生になるとどっぷり理学療法の専門分野の知識が必要になります。
ただし、それは基礎医学が裏打ちされていなくては理解につながりません。
本日のキーワードとして「クラインフォーゲルバッハ」「カウンターウェイト」「カウンターアクティビティー」など、専門用語の連発でこの時期に知っておかなくてはならない知識の一つでもあります。
言葉も知らない、内容も分からない状態では実習にいっても途方もなく苦労することでしょう。

1年生の今のうちに、多くの基礎医学の知識を積み上げられるように、努力してください。
さすれば、楽しい上級学年の生活が待っています。

やるしかないですな。

2010年10月7日木曜日

ちょっと一息♪

ついさっき、学校玄関前の貯水池で見かけた光景です。

空き時間を利用して13期生のみんながワイワイ楽しそうにしているのを見かけて、
あまりに微笑ましかったので思わず激写してしまいました(笑)

ちょっと一息♪つきながら、次への活力を充電して下さいね。