2010年6月3日木曜日

話し合い 見学実習にどう取り組むか?






6月になり、実習が目の前に迫ってきました。
まだまだ先と思っていたものが、あっという間です。
時間をかけてみんなで体験していきたいところですが、それもままなりません。
試験もありますし・・・。

ということで、今日は「見学実習に望まれる学生とは」というテーマで話し合いをしてもらいました。

実習でいろいろ経験したい気持ちはわかります。
でもね、受け入れ先は仕事をしているのです。
そして患者様からお金をもらって時間を提供しているのです。
その一部に君たちが入らせていただくと言うことになれば、これは重要なことです。
遊びに行っているわけじゃないことを理解しなくてはいけません。

ということで、のぞまれる。という表現にしました。
Adaptedの意味合いが強くてもいいのです。
まず職業にふれる体験をしてきてください。

こんな感じで話し合いました。


そろそろ、全員の名前を覚えつつある中、いまだにうまく参加できない学生さんもいます。
現実味がないんでしょうね。
遊び始めてしまってもいます。

教員が行えることはただ一つ。チャンスと環境を提供してあげるだけです。
教えるのではありません。学ばせる環境を創ることにあります。
学ぶのは学生自身なんですね。

もし、「教えてもらえる」と思って学校にきていたとしたら、スタートから違います。学びにくる場所が高度専門職の学校になります。

それが楽しくなれば君たちの勝ちです。僕はまだ難しいと思っています。
そんなに早く勉強が楽しくなるわけがない。自由な時間を制約されるのはいやなことです。
しかし、自由とは制約の中にあるのです。制約があるからこそ自由を思いっきり謳歌できるのです。
そんな古めかしい言葉を使っても本当の理解は難しいと思うので、是非自分で体験してみてください。
高校時代とは違う自分を知ることができると思いますよ。

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